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保存療法(手術以外の治療)
緊急性がない場合や、手術をするほどではない場合、手術が適応とならない症状等に対しては保存療法(手術以外の治療)を第一選択として治療を行います。
内服治療
腰痛をはじめ、痛みに対する薬には多くの種類があります。
炎症を抑える薬、神経の痛みを抑える薬、血管を拡張させて血流を改善する薬、過剰に緊張した筋肉を弛緩させる薬、麻薬に近い構造を持った薬など、それぞれ効果のメカニズムが異なるため、患者様の症状に合わせて使用します。
注射療法
局所麻酔薬を神経の付近に注射して痛みを抑える神経ブロックや、痛みのある部位に直接注射を行うトリガーポイント注射、膝や肩の関節痛に行う関節腔内注射など、患者様の状態に応じた各種注射療法を行っています。
一回の注射で劇的に効果が現れることもありますが、リハビリや内服などと組み合わせて複数回行うのが一般的です。
※神経ブロック
一般にブロック注射と呼ばれるもので、痛みの信号をブロックすることからそのように呼ばれています。仙骨部(骨盤の骨)などから注射を行う「仙骨部硬膜外ブロック」や、レントゲンを見ながら背骨の神経に注射を行う「神経根ブロック」、喉の近くにある神経に注射をして交感神経(自律神経)の働きを抑える「星状神経節ブロック」など、多くの種類があります。
幹細胞培養上清液(製品名:アインプロス)の点滴
幹細胞培養上清液とは
幹細胞は年齢とともに減少しますが、最近では美容分野などで得られた「ヒト脂肪細胞」等から幹細胞を採取して、それを培養した後の「上澄み部分(上清液)」を医療に利用するようになりました。
当院が採用する幹細胞培養上清液である「アインプロス〔Ainprose〕」は、採取組織に対するウイルス試験や製造工程における徹底した品質管理等により安全性が確保されており、既に多くの使用実績が積まれています。副作用の報告例もありません。

上清液の働きと成分
幹細胞の培養「上清液」には、サイトカイン、エクソソーム、成長因子等が豊富に含まれています。それらが、患者様ご自身のお身体が持つ本来の機能を活性化させ、おとろえた組織の修復(自己修復力、機能回復力)、抗炎症作用(痛みを抑える)、神経の修復、免疫力、肌・皮膚の修復、抗酸化作用、脳の機能改善(認知機能低下抑制)等を促進します。
ヒト上清液の成分が、自然治癒力を高め、様々な病気、痛み、体の不調、体質の改善に役立ちます。
<上清液の成分>
- IL-7:体の維持、生存、成熟に重要。
- EGF :細胞の活性化を促進する。
- TGF-β:細胞の修復、免疫力、抗炎症を促進する。
- FGF :各組織の修復を促進する。
- PDGF:損傷部分の修復を促進する。
- HGF :解毒等に関与の肝細胞を活性化する。
- VEGF:血管修復を促進する。
- TSG-6:抗炎症作用により動脈硬化を抑える。
- TIMP :繊維性癒着を防御する。
価格
・点滴(アインプロス 30ml)350,000円(税込 385,000円)
・注射(椎間板 5ml)300,000円(税込 330,000円)
・注射(椎間関節 5ml)300,000円(税込 330,000円)
・注射(膝関節 5ml)200,000円(税込 220,000円)